奈良県の踏ん張りどころ?せんとくんは人気なんじゃなくて話題性だけ

遷都1300年祭のマスコットキャラクター「せんとくん」の着ぐるみが公開されているとして、なかなか話題です。

奈良県の踏ん張りどころ?せんとくんは人気なんじゃなくて話題性だけ

「話題の「せんとくん」、着ぐるみお披露目」話題!‐話のタネニュース:イザ!
asahi.com(朝日新聞社):どう?リアルせんとくん 全国から依頼殺到 - 社会

もともとマスコットキャラクター発表時からの「苦情殺到」などもあった「せんとくん」。苦情の理由としては、キャラクターがかわいくないとか、気持ち悪いといった他、公募などを行わずに勝手に作ってしまったなどの経緯も問題視されてきました。

そのため、注目度は抜群。

動きがあるたびにニュースになってきた「せんとくん」。
今回は着ぐるみがお披露目されたということで、テレビ、ネットでもかなり大量にニュース配信を確認することができました。

この注目度には、せんとくんで押し切ってきた奈良県の担当さんはほっと安心し始めているのではないでしょうか。
しかし、各メディアで「せんとくん着ぐるみお披露目」という記事が取り上げられているのは、決して人気があるのではなく、話題性があるだけだということは、奈良県の担当さんはしっかり認識しておくべきでしょう。

40以上のイベントからオファーが来ているということですが、これも人気ではなく「話題性」に着目されているからではないかと思います。今あの「せんとくん」をイベントで利用すればPR効果は高いですからね。つまり集客効果を期待されているのではなく、マスコミ狙いなのではないか、ということです。

奈良県はここが踏ん張りどころなのではないでしょうか。

というのも、今のこの知名度だとかマスコミの取り上げられっぷりを、「せんとくん人気急上昇!」と勘違いしてスター扱いして暴走しまうと、痛い組織として認識されかねません。「相変わらず気持ち悪いキャラを勘違いして推してんなぁ・・・」と、そのうち愛想も付かされることでしょう。
「ミッキーマウスと同様、せんとくんは世界でただ1人だけ」なんてスター気取りの発言もしてますけど、人気者と言ってられるのも今のうちだけですよ。

逆に、現状としてどっちかっていうと人気なのではなく「話題性があるだけ」という風に認識し、発言に気をつけて上手に扱っていけば、この話題性も持続するでしょう。

「話題性が先行してますけど、もっと人気者になれるよう頑張りますから、ぜひ御社のPR材料につかってね」的な謙虚な感じの発言でもしてくれれば面白くなってくると思うんですよね。なんかうっかりマスコットキャラクターになってしまったけど、人気者になるために日々努力するしてるせんとくん・・・という風にストーリーも出来上がってきて、話題性も徐々に人気に変換されていくことでしょう。

遷都1300年祭のマスコットキャラクターは「せんとくん」でもう決定だし、変える必要性ももう無い。だけど、その人気や注目度は事業協会の発言や態度ひとつで変わってくるということで、今後がちょっと楽しみです。

■ 今日のクリエイティブ広告論

いまマスコミに取り上げられたければ「せんとくん」を利用しよう!
せんとくんのPR効果は抜群で絶対ニュースになれます。

タグ: , , , ,

この記事を読んだ人に、こんな記事もオススメです

8 月 19, 2008

Posted by: hirose

Category: PR事例

Tags: , , , ,

このエントリーを含むはてなブックマーク

Comments

No Comments

Leave a reply