「歩きタバコするKYは死ね!!!」

とダイレクトに言えないのは解ってるけど、正直「あなたが変わればマナーは変わる」で悪質な喫煙者の心が動くとは思えない。のTVCM。

「歩きタバコするKYは死ね!!!」

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もちろん「歩きタバコするやつは死ね!!!」って叫ぶだけじゃなく、何か提案したり気付いてもらうことで物事を伝えるのが広告というもの。
そういう観点から見れば、「ルーツ飲んでGO」などでも感じるの広告センスの良さもでてるし、しっかりまとまっている。「700度の火をもって、私は人とすれちがっている」等のあるあるネタを数点見せて気付いてもらうタイプの広告は個人的にも好き。

しかし、これで、歩きタバコをこの時勢でもまだしちゃうようなKY喫煙者の心は、動くのだろうか。動かないと思うんだよね、残念ながら。

のマナー広告には、「歩きタバコするお前はKYなんだよ!」という気持ちが足りないのではないか。そもそも本当に歩きタバコといった悪態を無くしたいと思って広告を打ってるのか。
まず根底にある「たばこを吸う人、吸わない人が共に良い関係であるために」というコンセプトは良いと思うんだけど、その表現方法であるマナー改善の指摘ってのが、全部、喫煙者の視点なんだよね。だからこれはダメだから、やめよーね^^って叫んでいるだけにすぎない。

歩きタバコに対する「肩がぶつかったら謝るのに、煙がぶつかっても謝らなかった」「携帯灰皿はどこでも吸っていい証じゃない」というコピーも、これ喫煙者が考えたんじゃないだろうかっていう酷さ。で、なに?みたいな。

それよりかは、歩きタバコしてる人間が周りからどんな目で見られているのか、その事実を突きつけたほうが効果的ではないか。「お前、KYだよ。気付けよ、周りのみんなお前のこと睨んでるの」くらい言っちゃって欲しい。

自分の意識でマナーに気付かせるのではなく、周りの人のホンネに気付くことによって歩きタバコが恥ずかしくなるようなアプローチのほうが日本人には合っていると思う。

タバコ吸うやつはマナーが悪い。一部の歩きタバコする人間のせいでタバコすう人がみんな悪く見られているというのも、KY喫煙者は理解するべきである。いやさ、歩きタバコする馬鹿ってのは、周りがどんだけ迷惑してるか解ってないでしょ。10メートル後ろまで煙がただよってくんの。しかもたばこ持ってる方の手を振りかざして歩いてるでしょ。臭いのも自分じゃ気付いてないんだもんね。歩きタバコしたいなら煙吐かないでください。タバコから出る煙も全部吸ってください。そっか、タバコ食べれば煙でないじゃん!よかった解決したね!

マナー広告をうつこと自体には好感が持てるので、にはもっと踏み込んだ提案を期待したいところ。ぬるい提案ばっかしてても、吸う人・吸わない人の関係はよくなりませんよ。

■ 今日のクリエイティブ広告論

(1)本音を叫ぶだけじゃ伝わらないし心は動かない。→何か提案したり気付いてもらおう!

(2)本音を伝えるためにいろいろな提案をしても、視点がずれていると伝わらない!

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7 月 25, 2008

Posted by: hirose

Category: PR事例

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