秋って言わずに秋っぽさを伝える北川景子くつろぎ仕込(アサヒビール)

テレビCMというのは、もちろん広告でありますけど、ときにその映像表現の巧みさという論点も重要なテーマとなります。僕ら広告好きというのは、基本的にはキャッチコピーだったりマーケティングの洗練さだったり、広告の奇抜な表現方法にうっとりするわけですけど、廣瀬は趣味でちょこっと映像もつくれるだけあってか、映像表現にも着目しちゃったりします。

秋って言わずに秋っぽさを伝える北川景子くつろぎ仕込(アサヒビール)

秋って言わずに秋っぽさを伝える北川景子くつろぎ仕込(アサヒビール)

秋って言わずに秋っぽさを伝える北川景子くつろぎ仕込(アサヒビール)

http://www.asahibeer.co.jp/kutsurogi/

主演: 北川景子
商品名:くつろぎ仕込4VG
会社:アサヒビール
キャッチコピー:きみとがいちばんくつろげる。

廣瀬のつくるムービーはほんとーにちょこっとスキルで、知り合いの結婚式でムービー流してあげるとかそんなさくっとした程度なんですけど、やっぱアウトプットの機会があると興味も持つもの。この北川景子さんのCMを見たときもね、いわれのないビビッと来る感じがしたわけです。も、もちろん北川景子さんにもいろいろな部分がビビッと来ていることはみんなには内緒にしていてほしいのですが、あれです。この映像をみてビビッときた映像表現というのは、

秋って一切言わずに、なんか秋っぽさを感じる映像表現であること。

夏とか冬はいいかもしれないけど、春にはコレ!秋にはコレ!というほどストレートで無骨な表現方法もありません。やはり人々が無意識に感じているココロや、いわれのない感情に包まれている感じが季節ごとに万人にあると仮定して、その心理にそっと添える表現がベストなのだと思います。秋だと、このくつろぎ仕込みのように、人肌恋しさや恋心を表現するCMが軒並み増えますね。
で、ここまで書いて思ったわけですね、これ、映像表現の巧みさだけでなしとげているものではなく、れっきとしたスーパーガチガチのマーケティングっすね。なるほど、映像表現に心理学が用いられて、それが商業ベースだったりすると、もう商品名から企画通してる完全無欠のマーケ。

ということは、映像表現の巧みさという芸術ではないんだけど、マーケティング4Pの華麗なるミックスという視点での芸術ですな。芸術の秋だけに。(こういう芸術は年中みたいものです。)

10 月 17, 2010

Posted by: hirose

Category: アイデアCM

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