森のたまごさまに広告の魅力を感じる!一方、ブランド浸透に課題

こんにちわ、廣瀬勝也です。最近「森のたまご」というブランドのかわいらしいCMが流れてて、気になってるんですよね。

森のたまごさまに広告の魅力を感じる!一方、ブランド浸透に課題

森のたまご CM情報|ブランドサイト|イセ食品株式会社
(「だいじに」篇、「すばやく」篇が見れます)

♪たまごさまは手がかかる~
♪大事に大事に育てられ 大事に大事に運ばれて~ あー!
♪食べられるぅ~

歌もかわいいし、王様のたまごさまもかわいい。たまごのCMとして見たことのない面白いCM。

このCMの広告コンセプト(=伝えたいこと)は、「たまごの品質」。プロがつくったたまごは、育てる過程から運送までばっちりなんで、美味しいぞよ!っていうCMです。

でも、ただ「高い品質です」といっても、別にふーん、当たり前でしょ、ってなる。
そこで表現方法をクリエイティブに仕上げることによって、ストーリー性とかキャラクターがCMにくっついてきて、より人の心に残るCMになる。このCMも例外ではなくって、

「大事に育てられて、大事に運ばれるよね。」
「・・まるで王様じゃね!!?」
「王様のたまごさま、これどーよ!?」

っていう風に、表現方法が決まる。これぞクリエイティブな発想が求められるCM表現の面白いところだと思うんですよ。
たまごさまをコマ割によるコミカルな映像からかわいい歌まで起用して、とってもかわいくて耳に焼きつく良いCMに仕上げています。さすがですね。最近の一番のお気に入りCMです。

■ ブランド浸透に課題

森のたまごさまに広告の魅力を感じる!一方、ブランド浸透に課題

このナイスなCM、「森のたまご」というブランドのCMなんですけど、肝心のこの商品に「たまごさま」がプリントされていないのが、ちょっと残念です。
というのも、こんなに面白いCMを流してるのに、いざスーパーに行ったって別に「森のたまご」をわざわざ選ぶっていうことは、しないと思うんです。「たまごさま」=森のたまご、という印象が薄いうえに、スーパーに行っちゃえば値段とかいろんな要素が判断基準になる。いまのままでは、このCMはただの卵のCMにしかなってない。

一方、もし、「森のたまご」に「たまごさま」の写真がプリントされていれば。

結構、気づくと思うんですよ。「あ、あのCMのたまごってコレなんだぁ~!」って。ブランドっていうのは、あたまの中の思い出の小箱っていう風に表現されることがありますけど、まさしく、店頭でCMイメージを思い出させる装置こそが「森のたまご」に欠けている要素。

もし「森のたまご」に「たまごさま」がプリントされていれば、
値段が同じライバルたまごの場合、それだけで圧勝するでしょう。「あのCMのだ~」っていう夫婦や同棲カップルの会話、それがあればもう十分。ブランドイメージの形成って、店頭での体験とか会話から生まれることもありますしね。

広告だけで終わらない、広告でつくったキャラクターを商品に反映させるようなマーケティングミックスというものが、今後ますます広告効果を高める手法として注目されていくと思います。

■ 今日のクリエイティブ広告論

広告の持つ、表現の深さ。一本取られた!っていう感動。
いつも気にしてテレビを見てると、CMを見る目も変わるかも!?

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9 月 14, 2008

Posted by: hirose

Category: CMソング, アイデアCM

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