本格派タレントを使う妙技→舘ひろし主演、KIRIN「本格」辛口麦

ビールやお酒関連はほんっとに広告出稿ボリュームがハンパなく多いですよね。サッカー中継とかほとんどビール。ビール、発泡酒、第3のビールとともにめちゃくちゃ細かいセグメンテーションやポジショニングは、どのビールのCMをみても、マーケティングの開始段階から商品開発・広告展開を一本化したストーリーに鳥肌さえ覚えます。そんななかで今シーズンNo.1ビールのCMだと思うのがKIRINの「本格」辛口麦なんですね。

本格派タレントを使う妙技→舘ひろし主演、KIRIN「本格」辛口麦

本格派タレントを使う妙技→舘ひろし主演、KIRIN「本格」辛口麦

本格派タレントを使う妙技→舘ひろし主演、KIRIN「本格」辛口麦

http://www.kirin.co.jp/about/toku/ad/honkaku/index.html

主演:舘ひろし、石橋蓮司
商品名:KIRIN 本格辛口麦
会社:キリンホールディングス株式会社
キャッチコピー:嵐を呼ぶ男

 
第3のビールですから基本的にはあまりおいしくない部類、またビールと自らを名乗れない法律によって求められる工夫から、毎年商品名~広告の流れが秀逸なものが多いです。KIRINの「本格」というネーミングセンスもさることながら、さることながらに、ですよ、「本格」ということを表現するための工夫がステキ。

「本格」を表現するために、タレントは超一流本格派を起用する。

ってことですよね。これめっちゃシンプルな法則だと思うんですけど、よーく考えてみないとこの妙技に気づかないし、あと逆に自分がなにか職人さんのすばらしい商品を告知しよう広告しようというときに、なかなか思いつけない部類の法則のような気がします。
我々のように、0から1はつくれないんだけど、他人がつくった1を10に拡げたりするマーケッターや流通や広告に携わる人にとって、結構必須な広告パターンのようにも思えてしまいます。それが、予算をかけて一流タレントを起用することでもいいし、予算がなければ間接的に「この店長が一流な理由」とかを演出して、「その店長がおすすめするからこの商品も本格」みたいな表現だってできると思うのです。

KIRIN「本格」では、舘ひろし氏を起用することで無意識にこの商品のそれっぽさというのを演出していて、日本国民の大半のひとが「本格」が本格っぽいことに飲んだことも無いのに錯覚をしていて、魔法にかかってると思う。これって凄いことですよね。商品内容や技術製法も巧みであることはもちろんのことですが、広告コミュニケーションの威力とかんたんなスイッチオンの魔力を再度確認してしまったCMでした。

10 月 15, 2010

Posted by: hirose

Category: アイデアCM

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