焼酎を若者に売る俺の広告論

こんにちわ、廣瀬勝也です。
「いいものは、意外と身近にある」というコンセプトを伝えるために、非常にユニークな表現方法を用いているTVCMをご紹介いたします。結構長く放映されているので、知っている方は多いと思います。
また後半では、若者に焼酎を売る自論を掲載。まずはTVCMをどうぞ。

焼酎を若者に売る俺の広告論

高橋酒造株式会社|お楽しみ|広告紹介|「身近な理想」編(TV/米焼酎「しろ」)

あなたの身近な理想です。

くりーむしちゅーの有田が上田に変身してしまうというとっても奇抜なTVCMで、たいへん好評。誰もが面白いと認めるTVCMとはこーいうんだろうな!と思える名作ではないでしょうか。
こういう「面白さ」はブランドイメージも好感度UPしますよね。

WEBサイトからの情報によれば、近くにあるがゆえに見逃してしまっている「身近な理想に気づく喜び」をテーマに制作されたらしく、映像作品としてもくりーむしちゅーの2人の好演技でとてもレベルの高いものになっております。

コンセプトを違うもので言い換えて面白いものを作る!というのは、このTVCMの事例が示すように、とっても好感度がUPする大事なテクニックなのではないでしょうか。

さて、TVCMは面白いけれど、購買に結びつく・・・でしょうか?
ターゲットや広告目標がどう設定されているかは解りませんが、二十歳の僕は買いたいとは思いません。TVCMは面白いけど、別に買いません。

では、購買につなげるためには何が必要なのか?
・・TVCMは恐らくこれで良いのです。ただ、何かが足りない。

若者が誰かの家で飲み会をするためにスーパーやコンビニで買い物をするとき・・・飲み会の前は、酒はいっぱい飲みたいからたくさんカゴに放り込まれますよね。
ここでのチョイスって、その場の値段はもちろん、割と雰囲気で選ばれると思うんですよね。つまり「えー、なにそれ?」って言われないチョイス。ビールなら無難な定番どころ。カクテルとチューハイは飲みやすいやつ。梅酒はなんでもOKだけど、焼酎ならJINROまでじゃないっすか、こういう時に選ばれるのは。

たぶん米焼酎「しろ」に足りない若者向け広告展開に必要なのは、カゴに放り込んだときに「あー、あの有田が上田になるやつね!」って周りの友達もわかる程の「浸透」じゃないでしょうか。単なるコミュニケーション不足。
つまりコミュニケーション不足ってのは、まだ販売現場で「あー、あの有田が」って会話になるほど、米焼酎「しろ」を見てTVCMを連想しないということ。

解決策としては、TVCMと同じ内容のOOH(交通・屋外広告、店舗内広告)でもっとアピールしてくれたらいいんじゃないかなーと思います。クロスメディアでいろんなところでくりーむしちゅー上田と米焼酎「しろ」を見かけるようになれば、俺も手が伸びるかもしれないっす。

所詮、焼酎の味がわかる若者なんてそうそういないので、コミュニケーションを手厚くするほど若者に広がるジャンルなのかもしれないですよね。焼酎市場は。

■ 今日のクリエイティブ広告論

・コンセプトを違うものでそのまま面白く言い換えると、好感度が上がる!

・TVCMだけじゃないOOH展開でコミュニケーションを手厚くすれば、焼酎は若者にも売れる?

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7 月 13, 2008

Posted by: hirose

Category: アイデアCM

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