EVOLTA(エボルタ)の斬新なCM、消費者のインサイト分析に課題?
パワフルなアルカリ乾電池としてパナソニックから開発・発売されている「EVOLTA」。今年の4月からコンビニでも売り出されています。EVOLTAの最大の訴求点は「パワフルさ」であり、そのパワフルさを伝えるためにとっても面白いTVCMを公開しております。

アルカリ乾電池 「EVOLTA(エボルタ)」 | Panasonic
(メニューの TVCM / MOVIE より、動画を見ることが出来ます。CMっていうか、何分かのプロジェクト動画がいくつか見れます。)
たった2本の乾電池で、グランドキャニオン(530メートル)を登りきるというプロジェクトによって、EVOLTAのパワフルさを実証する内容。
「パワフルなんだな」ということがなかなか効果的に伝わる、面白い表現方法です。伝えたいことを伝えるために、実際にやってみせるという良い実例です。
ただ、消費者は、「パワフル」ということを知っただけで、EVOLTAを欲しがるのか。
少なくとも俺は、欲しくはならなかった。
これ実は店頭での販売価格は単3が4本で590円と、少々高いんですよ。消費者が乾電池を選ぶ際に大事にするポイントは、本当にパワフルさなのか。パワフルであれば、高くていいのか。
俺はWiiのコントローラーのために単3電池は常備しときますが、買うのはだいたいドンキとかヨドバシで20本まとめとかで売ってる、よく解らない安い乾電池。
割安感というのも、乾電池選びの際のひとつの大事な判断基準だと思うんですよ。
なので、そういった乾電池市場で名指し買いして欲しかったら、EVOLTAは「高いけど、パワフルだから結局はお得だよ」というふうに宣伝する必要があるのではないか。
「パワフルを伝えるために、グランドキャニオンを登っちまおう!」その発想は、大変素晴らしい。しかし、そもそもパワフルさを伝えることが、本当に人の心を動かす広告になるのかは疑問。ひとが乾電池を買うきっかけや動機といったインサイトを、もっと的確に見抜く必要があるんじゃないでしょうか。
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そもそもこの広告の目的が「パワフルという乾電池の新しい軸をおくことによって、販売店に新しいフェース(売り場)を作ってもらおう!」だとしたら、面白い。特定の乾電池ブランドを探して2キロ先のコンビニにいくことなんて無いので、乾電池は結局、小売店に置いてもらえるかが重要。ぶっちゃけコンビニでのフェース割合がシェアに繋がっていくと思うし。
その上で販売員の心を動かすためのグランドキャニオン登頂というチャレンジだとしたら、なんて巧みなプロモーション戦略なんだろう、と思ってしまう。結局このCMは良いのか悪いのか主張のないまま、今日はこんな感じで。。
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■ 今日のクリエイティブ広告論
パワフルだよ!と叫ぶよりかは、実際に証明してみせることで、伝わる!
タグ: Wii, まとめ, エボルタ, パナソニック


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