講義ノートを売るビジネス - 明治大学の事例。

今日ネットしてたらこんな記事を見つけました。これに反応して、今日は明治大学内で試みられているビジネスを紹介します。

テスト前に講義ノートを売るというビジネスがおもしろい - Cheshire Life

(引用)そんな僕の大学ではテスト前になると講義ノートが非公式に販売される。事前に、ノートをコピーさせてくれる人には2万円あげるから綺麗にうつしておいてね、みたいな感じのバイトの広告が生徒に配られていて、それを販売しているようだ。これは他の大学でもあるのかはわからないけど、うちの大学では結構あたりまえのことらしく、ほぼ全ての生徒がその事実を認識している。

滋賀県のほうのお話でして、この方の主張は「講義ノートの販売は賛成」。俺も、賛成ですよ。いや、自分がノート欲しいとかそういう理由でなくって、ビジネスとしてアリだと思う。

大学卒業というステータスっていうのは、「卒業単位を取れるだけの情報力、交渉力、コミュニケーション能力」あるいは「ひとりでも何とかなった勤勉さ」を保証するものだと思っている。自分が社長なら大卒にそういう能力を期待する。どーせ仕事を始めたら、大学で学んだ「学問」は半分も役に立たないんだし。
ノートを仕入れるだけで単位が取れるならそれまでの授業なんだし、それが友達からノートを貰うか、買うかの違いである。身近に、そういうビジネス事例(ひとつのノートに2万出すという資本金のあるビジネス)があることは、学生のベンチャー魂にも少なからず火を付けるだろうと思う。それが当たり前になっててクチコミで広まっているのが羨ましいくらいだ。

で、明治大学の場合なんだけど、

明治大学には、ノートを販売するというビジネスは今のところ無い。

あったとしても、極小規模(友達同士レベル)である。

全学生をターゲットにし、試験情報を整理して提供するビジネスは、微妙にあるといえばある。履修ガイド(いわゆる裏シラバス)というカタチで毎年1~2つの雑誌が、4月くらいに販売される。
現状としてサークル活動として(趣味として)提供されているサービスなので、その内容やビジネス性は微妙ーなところではあるが、明治大学で実施されている「試験情報を整理して提供するビジネス」を2つ紹介する。

■ Bootlegという雑誌サークルが発行する「unigate」

今年の4月に2号目の「ユニゲート」を発行。和泉校舎の文系学部の履修情報がある程度載っていて、価格は500円。3000部くらい発行されている。
他、Bootlegという名前のフリーペーパーも年3回くらい発行されていて、全部で合計1万部発行ということになっている。

「Bootleg」って検索しても特定のWEBサイトは出てこないし、そもそもBootlegは非公認サークルで会議場所にも苦労しているくらいで、知名度も高くない。ただし一番元気な非公認サークルであることは間違いない。
ちゃんと売れてるのかどうか知らんけど、ユニゲートの利益はたぶん多くて100万弱くらいなんじゃないかな。幹部で利益を分配しても1ヶ月のバイト代に満たないくらいではないだろうか。半分趣味だからこそ維持できているのではないかと予測する。早稲田とかには履修ガイドが学生の手で発刊されてて「履修ガイドがある大学こそ一流の証ではないか」という理念のもと、今日も来年度ユニゲート発行、公認サークル化に向け頑張っている。

■ 明治大学広告研究部が発行する「Mサイズ」(エムサイズ)

なんでBootlegの一員でもない俺が明治大学の雑誌ビジネスの利益なんかわかるのかというと、俺が所属する広告研究部も4月の新入生歓迎期に雑誌を発行するため。

講義ノートを売るビジネス - 明治大学の事例。

今年の4月に5号目となる「Mサイズ」を発行(3000~4000部)。基本的な内容はサークルガイドであり、たまに履修ガイドも特集する。履修ガイド自体の質はユニゲート以下だが、フリーペーパーである。利益は、運がよければ飲み代は出るんじゃね。ただし雑誌は広告研究部の本業でなく、趣味で毎年3~4で作る。趣味でたまたま5号まで続いているだけで来年は無いかもしれない。

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その他には、明治ちゃんねるがあるくらいで、明治大学は試験に関する情報は非常に乏しい。
ビジネスとして魅力的でないという風には決して思わない。上にあげたように3000部~4000部の雑誌が出回るのだから、サークル活動じゃなくて利潤最大化を目指せば、ビジネスとして成り立つハズだと思うんだけど。

なぜ未だに参入する学生ベンチャーがいないのかというと、立ちはだかる文化の壁が障壁になっているからではないか。

文化というのは、明大学生がいまのところ「みんななんとかタダで情報を入手している現状」である。
ビジネスとして回るには、上に掲げた滋賀県の大学のように、お金をだして情報を買うという文化が根付くしかない。クチコミパワーでサークルの先輩からオススメされるほど、学生の生活に溶け込みブランドを築いていかなくてはならない。滋賀県の事例に対して「それが当たり前になっててクチコミで広まっているのが羨ましい」と冒頭で述べたのもこのため。

ということで、特に最初の「文化の壁」を突破することは第1の課題と言えるビジネスですね。

ノートを仕入れて売るでも、本気ビジネスとして雑誌として発刊するでもなんでもいい。誰か、最初の難関を突き破って明治大学に旋風を巻き起こしてくれるくれる学生ベンチャーはいないものか。
・・・そして俺を助けてくれれば良いと思うよ。え、お前がやれ?やっぱ本気でやろうとすると三方よしではない(裏ビジネスである)から、俺は遠慮しますわ^^

<関連>

講義ノートビジネス - uumin3の日記
講義ノートビジネスは所詮、チート行為でしょ。という主張。

ちょうどうちの学校もそろそろ試験が終わる頃でタイムリーな話題ですが、明大生のみなさん、どっすか。

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7 月 29, 2008

Posted by: hirose

Category: 日記

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Comments (1)

はい

7 月 29th, 2008 at 5:03 PM    


はい

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