広告不況は、良いことだ。「君を幸せにする会社」(天野敦之氏)がこっそり語る広告像

先日明治大学で、天野さんによる講演と出版パーティーがあって、買ったんですよ。
引越しと期末試験を合わせるという変態的スケジュールのなか、ひと息ついてようやく手に付けまして。読みやすさ抜群で、活字嫌いな俺があっという間に読破。感動しちゃってね。思わ
ずいま書評を書いてるところ。
親のリゾートホテルを継いだ経営者クマ太郎が直面する様々な問題を解決しながら、利益とは自分、社員、顧客の幸せを創造することの対価であると気付かされる。
超端的に感想を述べると、これを読んで「ああ大学生って子供だな」とか思った。
金融マンになりたくて就職活動したり、肩書きだけに憧れて公認会計士を目指したりしてる同じ大学3年生に、ぜひ読んで欲しい。「経験になるからとりあえず金融系」な彼を別に否定しないし、幸せを生む働き方なんて理想だっていうのも解るけど、視野が広がって選択肢増える想い。
さて本題。
■広告不況は、良いことだ。
広告については直接語られていないけど、俺が思ったこと。
クマ太郎が、本当に価値を生んでいるか不明なために雑誌の広告費を削減するシーンがあるんだけど、
これはあるべき姿かなと思ってる。
いまテレビ局も新聞も不況で売上ガタ落ち・赤字転落だけども、いままで広告効果がわからない部分で儲けてた部分がなくなってきているだけ、って思ってます。
不況とは、価値を生まずにお金を儲けてきたひとたちに、お金が回らなくなるっていうだけのこと。
アメリカ発の金融危機はもちろん、インターネット広告で発達した「効果あるか超わかりやすい」広告システムが、いままで広告効果があやふやなおかげで得ていたテレビCMなどの利益を圧迫しているわけですよね。
これからは、本当に価値を生める広告だけが伸長していく。
広告表現や行動心理、コピーライティングの技術がもっともっと洗練されていく。
つまり、よりクリエイティブな社会がまってるってことだ。
どこかの広告屋の方とお会いしたとき、俺がインターネット広告に行きたいって聞いて「大変だよぉ~、ネット広告は費用対効果がハッキリわかっちゃうからね。」なんて。
糞喰らえ!!!だし。
不況のおかげで広告出稿の市場も整理されて、幸せな広告市場に生まれ変わったらいいと思うよ。(そのぶん広告屋は大変になるけどね♪)



Comments
No Comments
Leave a reply