キリンfireの新CMが公開。缶コーヒーのTVCMの役割ってなんだろう

キリンビバレッジの主力缶コーヒー「fire(ファイア)」が新らしい広告を展開しています。新しいコピーもなかなかステキだと思いました。

キリンfireの新CMが公開。缶コーヒーのTVCMの役割ってなんだろう

キリンビバレッジ | FIRE

嘘がつけない。
だから、嘘はつかない。

その男、ファイア。

CMはテレビで見たんですけど、WEBでまた見ようと思ったらまだ準備中でした(9/5現在)。とにかくシンプルで、コピーにもあう無骨な感じでしたね。

ちょっと前は「挽きたて~挽きたて~♪」とかやっててコミカルなCMだった印象のfireも、本来の商品ポジショニングに合わせてきました。広告コンセプトは「かっこよくて、不器用な男の、fire」みたいな感じでしょうか。

なんていうかライバルのルーツとかジョージアが面白い系のCMやってますもんね。明らかに意識してfireも広告展開を変えてきた印象。

キリンfireの新CMが公開。缶コーヒーのTVCMの役割ってなんだろう キリンfireの新CMが公開。缶コーヒーのTVCMの役割ってなんだろう
(左:ルーツ飲んでGO 右:上出来人生)

独自路線を狙うっていうのはとっても大事ですよね。この広告はコンセプトとかプロの職人技っぽくてかっこいいし、この広告展開で缶コーヒーの激戦はどういう局面を迎えるのか?ってのもちょっと楽しみ。
そしてちなみにだけど、俺が一番よく飲む缶コーヒーが実はfire。買う要因としては味っすね。味が好きでよくfire微糖をリピートします。

でもなんか、fireの新キャッチコピーには共感できない。
なんでだろう。たぶんおれが器用だかrごめん嘘です。でも広告に共感しなくても別に俺は今後もfireを買うだろうし、そーなると広告の役割ってなんだろう?って疑問が浮かぶわけです。

さまざまなメーカーの自販機がたくさんならんでる。
ブランド名をもとに、適当な味の記憶とか印象で選ばれる缶コーヒー。
たまに気分でブランドスイッチをする。

缶コーヒーにそんなシチュエーションがあるとする。いまは無糖のコーヒーが飲みたい。fireには無糖はないから、ほかの馴染みのブランドを物色する。(ジョージア、ルーツ、ボス・・・)
そんなとき、よく知らないブランドって選択肢にすら入らなくないっすか。たとえば自販機がたくさんあるところで「お豆職人~母の蜜~」なんてブランドがあっても俺、たぶん絶対かわないと思うんですよね。

そう考えると、缶コーヒーにおける広告の役割ってのは、土俵に上がることなんじゃないかと思うんです。とりあえず選択肢に入るために、メジャーになるために、大量に広告をオンエアする。
実際に缶コーヒーを買う時になって「俺、嘘つけないからなぁー」とか思いながらfireを買う人は実際にはいなくて、とりあえずかっこいいイメージで宣伝して消費者の脳内に潜り込んでおくこと、それが缶コーヒー広告のすべてじゃないっすかね。

新商品の認知度UPとかいろいろ他にも役割はあると思うけど、ブランドごとに統一したキャッチコピーで種類を展開することの意味ってのは、そこにあると思う。

fireの新しい動きを受けて、他のメーカーの広告展開がどう変わってくるのか。新シリーズにも期待ですね。

■ 今日のクリエイティブ広告論

商品のポジショニングを把握し、ライバルと違う提案をしろ!

缶コーヒーにおける広告の役割は、土俵にあがること!

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9 月 5, 2008

Posted by: hirose

Category: キャッチコピー

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