共感で距離が縮まる。auのシンプル980キャッチコピー

こんにちわ、廣瀬勝也です。
今日はの新料金プラン「シンプル980」のキャチコピーをご紹介します。嵐の大野さんと一緒に街中の屋外広告、全国で入手できる総合カタログなどでお目にかかることのできるこのコピーには、広告と人の距離を縮めるあるテクニックが使われております。
総合カタログをスキャンしましたのでご覧ください。

ほんとに大事な会話は、たいていシンプルだから。

このキャッチコピーは、「よく考えると当たり前のこと」、つまり自然の原理や人間の心理をさらっと言うことで共感を呼び、広告と受け手の距離を縮めるというキャッチコピーのテクニックを使っています。

え、商品である料金プランの説明に全くなっていないって?良いんです。コピーの役目は明快に商品の説明をすることに留まらず、単に感動させたり笑わせて興味をひいたり、広告に共感をもってもらうことで親しみをもってもらったりと、多様な存在意義があるのです。
(実際のところ、基本料金980円と言っても、その内容はソフトバンクのホワイトプランにはSB同士通話1時~21時無料などの面で劣るので、詳しい契約内容がわかっちゃうようなコピーを展開しても・・ねぇ・・・という部分もあるんじゃないでしょーか。)

このキャッチコピーでは、の新料金プランに親しみがもてるように柔らかい口調も使用されていて好感がもてますよね。そして商品名でもある「シンプル」をうまく使い、電話というコミュニケーションにおける当たり前のこと、を、さらっと伝えています。うーん、クリエイティブっすね。
商品の説明を全くしなくても、共感を得ることで好感度を上げる手法としては、あるあるネタを駆使したルーツの広告が似た事例として有名ですね(前日の記事参照)。ただし、似ているだけで、この両者の広告技術は明確に違う(ルーツはおもしろネタなのに対し、は自然原理を言っている)ので、人の心を動かしたい時にはうまく使い分けたいところ。

ちなみに個人的には、このコピーは素敵なんだけど、「の庭で。」という大元の広告コンセプトはちょっと引っかかります。なんというか、何を言いたいのか分からない感じが痛い。俺の周りにも理解できてない人は多いです。

確かが2007年春頃に展開したキャンペーン「ケータイの掟」もそんな感じだった気がする。「新しい恋を探すならまず機種を変える」とか、「1分で終わる内容なのに30分話していたら恋である」など共感できるあるあるネタをキャッチコピーとしていろんな媒体に乗せていたけど、それで結局どーしたかったのかは分からないままでした。

は、共感するキャッチコピーを作るのはうまい!!
なのに、いつも惜しい・・・\(^o^)/

■ 今日のクリエイティブ広告論

「よく考えると当たり前のこと」をさらっと言うと、共感を得る!!!親近感を与えることができる!!!

タグ: , , ,

この記事を読んだ人に、こんな記事もオススメです

7 月 4, 2008

Posted by: hirose

Category: キャッチコピー

Tags: , , ,

このエントリーを含むはてなブックマーク

Comments (1)

チーム3ミニッツ・ブログ

7 月 4th, 2008 at 12:56 PM    


明大ベンチャー企業論

昨日、「明治大学ベンチャー企業論」の講義に潜り込ませてもらった。そこで、若い人たちからのパワーをもらった。…

Leave a reply