JT Roots “ルーツ飲んでゴー”あるあるネタで共感と好感をつくるクリエイティブ

こんにちわ、廣瀬勝也です。
本日は Roots “ルーツ飲んでゴー”をご紹介いたします。皆さんご存知だと思いますこのTVCMは、缶コーヒーを飲むシチュエーションをコミカルな演技とあるあるネタで表現することで、視聴者の共感と好感を呼び込んでいます。

ではさっそくご覧下さい。

JT Roots ルーツ飲んでゴーあるあるネタで共感と好感をつくるクリエイティブ

JT Roots TVCM

(ルーツWEBサイト上ではキャンペーン情報、ポスター広告も展示してあります。この記事ではTVCMの最新バージョン「リナ」篇のほかシリーズ全般について語ってますよ。)

「ブラックを飲む男はカッコよく見える。」というキャッチコピーは、ルーツのブラック味のTVCM。ルーツ飲んでゴー!というメインキャッチコピーを中心に、味や期間ごとにTVCMのバリエーションを展開しております。
他にバリエーション展開されているキャッチコピーとしては
「人生とはたいてい微糖である」
「ささいなところに本音は見える」

・・・などなど、映像と合致した「あるあるネタ」を差し込んでいます。

その全てに共通しているコンセプトは、失敗しても、前に進む感じ。ミスしちゃっても、大変なことがあっても、とりあえずルーツ飲んでゴーじゃね!?みたいな。
これは商品企画段階から決まっていた方向性であるということで、癒しをコンセプトとするジョージアに対抗するためと言われております。

たしかに缶コーヒーってのは、ブランドの中から今日はブラックとか、微糖がいいなとかいう感じで選びますよね。だからルーツならルーツで一貫した広告コンセプトをつくって、その上で広告展開したほうが効果的。
そして缶コーヒーって、特別な時に飲むものっていうよりかはやっぱり「いつもそこにある飲み物」。ふと息つく時、仕事中、休憩中・・・だからこそ「おいしいよ!」とか「いい香りだね!」とか押し出すよりかは、ルーツ飲んでゴー!というライフスタイルを提案したほうが購買に結びつくわけです。

こういった広告コンセプトにたどり着くには、ポジショニングやSWOT分析といった戦略会議が必要ですよね。缶コーヒーひとつとっても奥が深いなぁ・・・と感じます。

このCMが凄いのは、そんなコンセプトを解りやすく伝えるために、まず失敗する坂口憲二をおもしろおかしく描くところ。
失敗してしまうあるあるネタ(時にはあるあ・・・ねーよwwwみたいな過激な失敗)を見せ、ルーツですっきり気持ちを切り替える坂口憲二は、ほんとぴったりハマリ役です。あるあるネタによってコンセプトに共感すると同時に、好感度も急上昇。これぞクリエイティブ!という感じの広告だと思います。

■ 今日のクリエイティブ広告論

好感度UPを狙うときは、おもしろいことをやれ!
共感できるおもしろい「あるあるネタ」は、好感を呼ぶ!

コーヒーって結局はなんとなく選んでしまうから、味とか香りでなく好感度UPを狙った広告がいいよね。

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6 月 20, 2008

Posted by: hirose

Category: コンセプト

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