ロッテ・クーリッシュ、アイスの売れる時期だからこそ広告
30度を超える日が続いていてすっかり夏、コンビニでもアイスがバカ売れする時期ですが、皆さんはアイスにお世話になってますか?
今日はクーリッシュのTVCMをご紹介いたします。
クーリッシュが発売されたのは俺が高校2年くらいのときなんで、4~5年前になりますね。当時は大ヒットしていた記憶があります。みんなとりあえずクーリッシュをちゅーちゅー吸ってました。そんなクーリッシュも今では当時ほど売れなくなってきており、TVCMではあるコンセプトを展開することによって、独自路線を目指しております。
その独自路線とはどんな内容なのでしょうか。

「この手と言ったら・・・・」
手軽にスッキリクールダウン!ロッテ・クーリッシュ
TOKIOの長瀬智也さんが演じる「オペ篇」では、爽やアクオでも見ることが出来るロッテらしいコミカルな演出が特徴。最後にでてくるクマも正直よく意味がわかりませんが、こーいう適度な「意味わからなさ」ってのは俺、好きです。クーリッシュのCM→鮭、クマ・・と連想できるそのクリエイティブな感じが好き。
さて、このCMでは、「クーリッシュの片手で手軽に食べられる」を広告コンセプトにしております。
アイスなのに味について一切述べられてなく、片手で食べられる感じを演出することに15秒全てを費やされているわけです。
そんなに伝えたいことを絞ってしまって大丈夫なのか?大丈夫なんです。
夏はアイスが一番売れる時期。「涼みたいから」という理由が大半を占め、正直味とかはコンビニで売ってるレベルであれば何でも良い(コンビニに行ってから決める)という方が多いのではないでしょうか。
夏の消費者の思っていることを見抜けば、「おいしいよ!」なんて広告で攻めるよりかは、「片手でクールダウンできるよ!」といった提案の方が効果的なのがわまります。消費者の判断基準が増え、手を伸ばしてもらえるというもの。
思い切って広告コンセプトを「片手で食べられる感じ」に絞ってしまう強気な英断は、さすがですね。
ただ、片手で食べられるという風に伝えたいことを絞ったのはとっても素敵に感じますが、いまいち今のCMでは片手度が足りない気もする。ブランドイメージを出すためにコミカルさに懲りすぎたんかな。
移動中でも片手でOK溶けても汚れない!とか、(ソフトクリームがシートにべちゃっと付く映像と共に)クーリッシュなら子供が車の中で食べても安心!とか、もっと具体的に片手で手軽に食べられるメリットを押し出す表現方法のもアリなのではないか。夏だからこそ、細かーいシチュエーションの提案ひとつで買ってもらえるんだし。
■ クリエイティブ広告論
需要が高まる時期は、消費者もいろんな判断基準でモノを買う。
アイツは本当はなにを求めているのか?ということが解ったら、他の余計な情報は与えずとも心は動く!



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